ワークショップ

「胎児心不全の定義」を考える

「胎児心不全」という言葉は便利なようで非常に曖昧な言葉で、特にその定義があるわけではありません。胎児水腫はよく「胎児心不全」の状態と説明されることがありますが、必ずしも心不全に陥っているわけではなく、胎児水腫=胎児心不全でもありません。出生後ではその個体の血圧や脈拍といったバイタルサインを評価し、採血や各種検査を行なって心不全の診断をします。しかし胎児においてその評価方法には限りがあり、超音波検査がその大部分を担っています。「胎児心不全」という状態はおそらく循環不全や心機能不全の状態であって、様々な病態に分けられ、その病態により胎児が示す症状や所見が大きく分けられます。
現在「胎児心不全」の定義は混沌としていますが、本ワークショップにおいて初めてグループワークを導入し、本セッション内で生の討論のもと「胎児心不全の定義」について議論し、一緒にブレインストーミングしましょう!

本ワークショップは事前登録制で、当日は胎児や新生児の循環のスペシャリストを交えてグループワークを行います。登録は無料です。ご興味のある方はぜひ下記ボタンから登録をお願いいたします。

座長高橋雄一郎、山本祐華
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